Xで謎を発信していると、「伸びる謎」「万人が楽しめる謎」「フォローされる謎」には、それぞれ違った性質があることに気づきます。今回はその3つの性質と、私がどんな謎を目指しているのかについてお話しします。

3つの謎は、それぞれ性質が違う

まず「伸びる謎」、つまりXで表示が伸びやすい謎についてです。私の感覚では、伸びる謎とは「長考して答えが出るもの」です。謎の綺麗さや難しさそのものよりも、「長く考えさせること」が重要なのです。考えている間はそのポストを見続けることになるので、閲覧時間が伸びます。すると、アルゴリズム的に伸びやすくなります。拡散されること自体は必要なく、一人ひとりが長く眺めてくれるだけで、投稿は伸びていきます。

次に「万人が楽しめる謎」です。これは、いいねやリポストが多くつく謎のことです。こちらの性質はまったく逆で、見た瞬間に解き筋のパターンが浮かぶものです。「あ、これはこう解くやつだ」とすぐにわかるからこそ、多くの人が気軽に挑戦でき、解けた喜びを味わえます。気持ちよく解けた謎には、自然といいねが集まります。

そして「フォローされる謎」です。これは、新たな発見があったり、見たことのない楽しいギミックが仕込まれていたりする謎です。「この人の謎、他とは違うな」「次はどんな謎を出してくれるんだろう」と思ってもらえたとき、初めてフォローという行動につながります。一度きりの面白さではなく、作り手への期待が生まれる謎、と言い換えてもいいかもしれません。

この3つの性質を理解した上で謎を作ることが、アカウントを伸ばすことにつながると考えています。

「伸びる謎」は諸刃の剣

ひとつ注意したいことがあります。「伸びる謎」に関しては、諸刃の剣だということ。

長考させる謎は表示が伸びやすい一方で、フォローには至らないことが多いです。考える時間が長いぶん、解けなかった人や途中で諦めた人も多く生まれます。投稿は伸びているのに、フォロワーは思ったほど増えない。そんな現象が起こりやすいのが、この「伸びる謎」の特徴です。

それだけではありません。答えを見たときの納得度が低いと、フォロー解除率も上がるのではないかと想定しています。「あんなに考えたのに、答えがこれか」と感じさせてしまったら、せっかく興味を持ってくれた人が離れていってしまいます。長考させること自体は投稿を伸ばす力になりますが、その先にきちんと納得を用意できていないと、むしろマイナスに働くこともあるわけです。

だからこそ、「伸びる謎」「楽しめる謎」「フォローされる謎」、それぞれの要素を上手に組み込むことが、アカウントを伸ばす上で重要になります。実際、フォロワーが多い方や投稿が伸びている方は、これらをうまく活用しているように見えます。

私が目指す謎のかたち

ここまでアカウントを伸ばす話をしてきましたが、投稿が伸びること、フォロワーが伸びることが全てだとは思っていません。とはいえ、活動を続けていく上では大切な指標であることも確かなので、意識はしていきたいと考えています。

その上で、私の目指す先は「誰でも解ける謎」です。ただし、パッと見て一瞬で終わるものではなく、「考える時間は必要」な謎。そして最後に答えがわかったとき、「そんなギミックがあったのか」と思ってもらえる謎です。

誰でも解けるから気軽に挑戦できて、考える時間があるから解けたときの喜びがあって、最後には新しい発見がある。先ほどの3つの性質で言えば、それぞれの良いところを少しずつ持った謎、ということになるのかもしれません。

毎朝の1枚謎で、そんな体験ができる謎を届けられるように、これからも作り続けていきます。一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。